猫漫画「なにぬ猫んち。」
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10年以上も前、タイトルもつかないまま始まった我が家の猫たちとの暮らしを綴るエッセイ漫画でした。
リライトという形で息吹をもった「なにぬ猫んち。」のメイキング、後編をお送りします。
10年以上も前、タイトルもつかないまま始まった我が家の猫たちとの暮らしを綴るエッセイ漫画でした。
リライトという形で息吹をもった「なにぬ猫んち。」のメイキング、後編をお送りします。
元絵から起こす、テキストから起こす、二つの方法
エッセイを交えたブログ記事からのリライト。今のスタイルに合わせるために二つの方法で描きおこしています。
1.元絵画像を下描きにして描き起こす
これは過去作品の絵や構図が比較的使える場合のもの。
実際の作業の運びを動画にして以前ご紹介しました。
下絵を使って新たに上書きする感じなので作業の進みが早いです。
元のコマと現在のコマのサイズが違うので構図の取り方には工夫がいります。
描画ソフト上で元絵の線を青に変換、新しいレイヤーに黒の線で清書しています。
足りないところを描き足してコマの中でのバランスをとります。
2.テキストからプロットを組み、画像化する
元が日記ブログからなのでテキストと漫画が入り混じっています。 なんだったらセリフ入れた写真とテキストだけとか。(笑)リアルタイムで進行していましたから当時はそれで支障なかったけど、時間がたった今、読み物として公開するにはわかりやすい状況説明を加えて作品化していく必要があります。
本来テキストで表現していた部分を簡潔に馴染みやすく。
漫画も映画もそうですが、画像をともなう表現でセリフやト書きで長々と説明するのは避けるべき。
なのでこの作法はなかなか大変だったりします。
前後のエピソードとうまくつながるように、外せないポイントだけ絞り出して組み立てていきます。
最近のものでは「キミのものはボクのもの」をこの作法で描き起こしました。
旧作をまずプロット組んでネーム(コマ割りしたラフ描き)にして…
もう、まるまる新しいエピソードを描き起こすのと変わりありません。😂
「なにぬ猫んち。」のこれから
10年という時の流れの中でいろんなエピソードがまだまだあります。 リライトといえどそれなりに作業時間がかかるので果たしてどこまで追いつけるのか。実際、今のリアルタイムなエピソード、ほとんど描けずにいますからね。(;'∀')
進行状況としては現在のメンバー総出が叶うよう、けっこうなエピソードをとばしてます。
全キャスト揃ったところで時系列関係なくアレもコレもご披露出来たらなと目論見ながら。
社長のマドンナ、イケツン嬢のスピンオフも控えてますよ😎
こうして描き進めている「なにぬ猫んち。」
書籍化を念頭に今のカタチにしたのに、紙書籍化では更に再編集をしなければならない展開に。
表現の場所が変わるたびに対応も変わる、一筋縄ではいきません。(笑)
このメイキングはまた別のお話。
こちらでどうぞ。
そして近々でまたこの作業をします。
vol.3発行予定でいます。
特に何も起こらなければ7月中に入稿するスケジュールを組みました。
楽しみにしていただけると励みになります。
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「なにぬ猫はこんなヒト」が詰まってます♪
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